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息苦しさや体の過緊張をやわらげるセルフケア

  1. セルフケア
  2. 息苦しさや体の過緊張をやわらげるセルフケア

「胸がつまる感じがする」

「呼吸が浅い」

「体がこわばってリラックスできない」

こんなお悩みを抱えている方は、とても多いです。

これは体と心が 過緊張モード に入っているサインかもしれません。

 

過緊張と息苦しさの関係

私たちの体は、自律神経によって自動的に調整されています。

  • 交感神経:緊張・活動モード
  • 副交感神経:休息・リラックスモード

息苦しさが続くときは、交感神経が優位になりすぎている状態です。

 

なぜ息苦しくなるのか?

  • 交感神経が優位肩や胸の筋肉がこわばる
  • 筋肉が固まると呼吸が浅くなる
  • 浅い呼吸は脳に「危険信号」を送ってしまう

悪循環が起きて、「緊張がさらに緊張を呼ぶ」ことになります。

東洋医学では、この状態を「気が胸につまる」「肝気がのぼる」と表現します。

 

呼吸をゆるめる

シンプルにやってみよう!

  1. 鼻からゆっくり吸い、お腹をふくらませる
  2. 口から細く長く吐いて、お腹をへこませる


    吐く息を「吸うより長く」するのがコツです。

なぜ効くのか?

呼吸は自律神経に直接働きかける数少ない手段。

特に「吐く息」を長くすると副交感神経が優位になり、心身がリラックスします。

もう一つおすすめは「4-7-8呼吸」

  • 4秒吸う
  • 7秒止める
  • 8秒で吐く
    心拍が落ち着き、脳が安心モードに切り替わります。息が続かない人は、慣れるまで、一つ一つの工程を短めに行うことがポイント!

体のこわばりをほどく

シンプルにやってみよう!

  • 首を横にゆっくり倒す
  • 肩を大きく回す
  • 手や足に数秒ギュッと力を入れて、フッと抜く
  • なぜ効くのか?

筋肉は「力を入れたあとに抜く」と、脱力しやすくなります。

これを利用したのが「プログレッシブ・リラクセーション」という方法で、

全身の過緊張を解きやすいのです。

 

日常でできること

シンプルに取り入れてみよう!

  • ぬるめのお風呂に浸かる(3840が目安)
  • ラベンダーや柑橘系の香りを楽しむ
  • 食事のときによく噛む

なぜ効くのか?

  • 温めることで血流が良くなり、副交感神経が働きやすくなる
  • 香り(特にラベンダーや柑橘)は脳に直接リラックス信号を送る
  • 咀嚼は「迷走神経」を刺激し、自然に体を休ませるスイッチになる

 

 東洋医学の知恵

  • 食材

    • しそ、生姜、ねぎ気を巡らせ、こわばりをほどく
    • 柑橘類気分を軽くし、ストレスを流す
  • ツボ

    • 膻中(だんちゅう)(胸の中央)息苦しさを和らげる
    • 合谷(ごうこく)(手の甲、人差し指と親指の間)全身の緊張をゆるめる

なぜ効くのか?

ツボは気血の流れを調整するポイント。

膻中は胸の気をひらき、呼吸を深くします。

合谷は万能のツボで、全身のバランスを整えやすいです。

 

まとめ

過緊張や息苦しさは、誰にでも起こる自然な反応です。

でも「呼吸」「体の使い方」「生活の小さな工夫」で、十分やわらげることができます。

ポイントは「吐いて、ゆるめて、整える」こと。

少しずつ実践していくことで、心も体も自然と軽くなっていきますよ。

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